片面プリンターと両面プリンター

どちらを選ぶか

プリンターの選択の際に最初に迷う点が片面用か両面用かという点だと思います。
最初に、ロゴ・社名・顔写真・部署・氏名・番号・バーコードの有無・磁気やICの有無など、カードに印刷する情報と仕様を整理しましょう。裏面に情報が必要なければ片面印刷機がおすすめです。カードケースとストラップでカードを利用する場合に裏面への印刷が本当に必要か検討してください。

少量発行の場合は片面プリンターでも片面ずつ印刷して両面のカードを発行することができます。
*大量発行でも可能ですが、ホコリ混入やカードに皮脂付着など発生するため、品質安定の観点からおすすめできません。

それではカード両面に印刷する場合の片面プリンターのデメリット・両面プリンターのメリットは一体なんでしょうか?


それはかかる時間と手間、印刷品質、印刷コストです。



印刷にかかる時間と手間について

カードの表裏を別途印刷するためにさまざまな手順と注意が必要です。

両面の印刷
デザイン・リボン・カード差し替え

オモテ/裏の差し替え

片面プリンターを使用する場合はオモテと裏それぞれ別のデザインデータを使用しなければなりませんので変更する必要がありますが、両面プリンターではオモテ/裏が一つのデザインデータになっているため、複数のデザインを運用する場合でも管理が容易です。

裏面にも差し込み情報(可変情報)を印刷する場合は片面プリンターでは表面との整合性を保つために時間を要します。この場合は両面プリンター一択とお考えください。

裏面が固定情報の場合、片面プリンターではまとめて印刷しておくことができます、しかし表面または裏面の印刷後は印刷用のデザインの変更やカードを手で反転させる必要があるため、時間がかかるだけでなくカードの挿入方向にも注意する必要があります。また、多くの場合インクリボンの入れ替えも必要になりますが、両面プリンターでは一つの印刷操作ですべてが終了します。

ゴミ印刷t
ホコリ混入・指紋/皮脂付着

印刷品質

片面印刷のあと、インクリボンの入れ替えのためにカードプリンターのカバーを開く必要があり、ホコリなどの侵入が懸念されます。

カードをひっくり返してプリンターにセットする際はカードの表面に触れないよう、そしてホコリなどが吸着しないように細心の注意が必要です。ホコリや指紋、皮脂はカード印刷ロス発生や印刷品質に直接結びつき、印刷ロスはカード発行にかかるコストとして反映されます。

リボン比較
リボン交換

リボンの入れ替え

ほとんどの場合、カードの裏面は黒色の注意書き等の文字を印刷するだけです。カラーリボンYMCKOではカラー部分を使用しないためコストの浪費となってしまいます。

そのため黒色のリボンを用意して差し替えて使用することになります。このため、交換用のリボンカートリッジを用意したり、使用していないリボンの保管にも注意する必要があります。

カード印刷のコストはカラーリボン(オモテ)+黒リボン(裏)の場合と、両面用カラーリボン(オモテ:カラー/裏:黒)の場合も同じです。


このように、カードの両面を印刷する場合の片面プリンターのデメリット、両面プリンターのメリットがあります。

ただし、大量発行でも診察券のようにデザインの変更の可能性がない場合はあらかじめデザイン部分や裏面をオフセット印刷した”プレ印刷カード”を利用することで片面プリンターでも運用が容易になります。

プレ印刷カード

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